ネオニコチノイド系の農薬の普及に伴い、ニホンミツバチの養蜂が困難な地域も出てきているようです。
長崎県では、ニホンミツバチの愛好家によってミツバチたすけ隊が結成され、ネオニコチノイド系農薬による被害を訴えています。
http://mitsubachi.digi2.jp/CCD.htm
EUでは、すでにネオニコチノイド系農薬の使用の規制が始まっています。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/eu/blog/47604/
署名など、ご協力をお願いします。
日経新聞にもネオニコチノイド系農薬に関する記事がありました。
ミツバチへの悪影響が懸念されているネオニコチノイド系農薬のうち2種類が、低濃度でも人間の脳や神経の発達に悪影響を及ぼす恐れがあるとの見解を、欧州連合(EU)で食品の安全性などを評価する欧州食品安全機関(EFSA)がまとめたことが2日、分かった。
2種類はアセタミプリドとイミダクロプリド。EFSAは予防的措置として、アセタミプリドについて1日に取ることができる許容摂取量(ADI)を引き下げるよう勧告した。この2種類は日本でも使われており、国内でも詳しい調査や規制強化を求める声が強まりそうだ。(日経新聞 1月24日 Web版)
ネオニコチノイド系農薬を製造する会社は、「養蜂関係者、農薬使用者がミツバチの巣箱を設置する場所や期間、および農薬使用に関する情報を共有するなど、緊密に連携すればミツバチへの被害を防げる」と主張していますが、野生のニホンミツバチのことはまったく考慮されていないようで、残念です。