例年通り、今年の冬も金稜辺は室内栽培となる。しかし、今年は少々小細工をしている。金稜辺を三つのグループに分け、それぞれ異なる環境においているのだ。
第1グループは、昨年の実績で花芽出現が比較的早かった品種。第2グループ、第3グループは、昨年の実績で花芽出現が比較的遅かった品種だ。
第1グループは、南側の窓の近くで、日中の直射日光が当たる箇所に配置した。昼間の室温は15~20℃になる。夜は10℃以下になる。
第2グループは、東側窓の近くで、朝日は当たるが、昼間は薄暗くなる箇所に配置した。昼間の室温は15~20℃になる。夜は10℃以下になる。
第3グループは、西側の窓の近くで、光も弱く、昼も夜も寒いところだ。
これで分蜂シーズンをフルカバーできると思う。
これは、第1グループの「日月」という品種だが、既に花芽が出ている。