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3月末から4月上旬にかけて天候不良だったこともあり、若干スタートが遅れた感じだが、キンリョウヘンの開花タイミングは丁度良い。

多数の巣箱のそれぞれにキンリョウヘンの開花鉢を配置して分蜂を待つことにした。キンリョウヘンに分封群が誘引されるパターンには2通りあると思われる。

(1)キンリョウヘンに誘引された偵察蜂が空の巣箱をみつけ、その偵察蜂が群れを連れてくるパターン。この場合、時間の経過に伴い、巣門に出入りする蜂が、徐々に多くなる。転居先が多数決により決定されるケースだ。この場合、到着した分封群が、ゾロゾロと巣箱に入っていくので、観察していて、とても気持ちがいい。

(2)もう一つは、巣箱から飛び出た分蜂群が待機場所を探して飛び回っている際にキンリョウヘンに誘引されてしまうパターン。この場合、そこは転居先ではないので、キンリョウヘンに群がった状態で、一夜を過ごす場合もある。偵察蜂は、おそらく四方八方に飛んで転居先を探しているに違いない。

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写真の分封群は、キンリョウヘンに誘引されたと思われるが、24時間経過しても巣箱に入ろうとしない。

上記(1)の場合はともかくとして、上記(2)の場合は、強制的に巣箱に取り込まないと、その群れは、偵察蜂に従って、どこかに飛んでいてしまう可能性がある。

 

分蜂群の待機場所として、例年使用しているのが、べニア板に杉の皮を張り付けたものだ。蜜蝋などで匂い付けしておくと、分蜂群の待機場所として利用してもらえる。

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紐でつり下げているので、上下反対に置いた巣箱の近くまで、分蜂群を引き下ろすことができるので、巣箱への取り込みが容易だ。

 

 

 

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慎重に、少しづつ、下げてくる。

 

 

 

 

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ここで、巣箱への取り込みを丁寧に行わないと、分蜂群の定着率が低下するので、注意が必要だ。

巣箱の中へ、落とすように(あるいは叩きつけるように)巣箱へ取り込むと、興奮した蜂たちが一斉に外に逃げようとするのだ。

 

 

 

分蜂群の待機場所として、毎年、ダントツの人気を誇るのが、黒の遮蔽ネットだ。何度も同じ位置に蜂球が作られる。

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今、この文章を書きながら思いついたのだが、巣枠に遮蔽ネットを張ってみたらどうか?

スムシに侵された巣枠は沢山ある。これが使えるはずだ。これを紐でつり下げておき、分蜂群が蜂球を作ったら、上下反対に置いた巣箱の位置まで引き下ろし、巣箱と合体させる。その状態で、そっと巣箱の上下関係をもとの状態にすると、蜂球群のバランスが崩れ、蜂たちは、ゾロゾロと巣箱の天井に移動し、そこで蜂球を作るはずだ。

この方法なら、巣箱への取り込みを丁寧に行うことができるので、分蜂群の定着率を向上させることができると思う。しかも、遮蔽ネットであれば、通気性があるので、巣箱内の温度が不所望に上昇するのを回避できるはずだ。蜂たちが巣箱の天井で蜂球を作ったのを確認して、遮蔽ネットが張られた巣枠と、巣門付の巣枠とを交換すればよい。来年、試してみよう。

 

ニホンミツバチの分封が落ち着いたころ、セイヨウミツバチの分封が始まる。

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今年も、招かざる客がやってきた。

この写真は、ニホンミツバチの巣箱に入り込んだセイヨウミツバチの分蜂群だ。

毎年、1箱は、セイヨウミツバチに奪われてしまう。