昨年暮れ(12月30日)に息子と二人でニジマスの管釣りに行ってきました。久しぶりのフライフイッシングです。普段は全てリリースしますが、今回は燻製にするため、小ぶりのマスを34匹だけ持ち帰りました。マスは、燻製が一番うまいと思います。
夕食後に、燻製の下処理を開始。
マスの内臓を取り除き、水で良く洗います。エラも取り除きます。
そしてマス全体に塩をすり込みます。ハーブを使う方もいるようですが、塩だけで十分美味しくできます。
塩をすり込んだマスを一晩寝かせます。適当な容器が無いため、ポリエチレン袋を使いました。
これで本日の作業は終了です。
次の日(12月31日)の朝、ポリエチレン袋内のマスを水で良く洗い、ヌメリをきれいに落とします。特に塩抜きは行いません。
尚、塩の量や塩漬けの時間によっては、流水で塩抜きをしたほうが良いかもしれません。
マスを乾燥させます。このとき、マスの腹部を爪楊枝で開くと良く乾きます。
外に干すのが良いのですが、ハエがたかるので屋内に吊るしました。網戸にして扇風機で風を当てることで、乾燥を早めます。
尚、マスの数が少ない場合は、冷蔵庫で乾燥することもあります。
マスが乾燥し、べたべたしなくなったら、マスを燻製器に入れます。
左の写真は、自作の燻製器で、小ぶりのマスなら、50~60匹の燻製が可能です。
これは、燻製器内のマスで、下から見上げるように撮影したものです。
最初は、低めの温度で2時間ぐらい乾燥させます。燻製器内の温度は40~50℃ぐらいです。チップは未だ使いません。
チップを使って燻します。マスには、さくらのチップが一番合うと思います。温度は60~70℃です。4時間ほど燻し、本日の作業を終了。
次の日(1月1日)の午後、再び、チップを使って3時間ほど燻します。温度は70~80℃です。
燻製器からマスを取り出したところです。この後、冷蔵庫で1~2日ほど寝かせると、身が締まって、さらに美味しくなります。
1月3日に親戚が集まります。
今年は、マスの燻製で、お・も・て・な・し。
そしてマス達に感謝。