少しだけ直射日光にさらされている巣箱が騒がしい。
まさか、この時期に分蜂か?
巣箱の中を覗いてみたら、空だった。
ということは、暑さに耐えかねての逃避だ。
しばらく様子を見ていると、群が少しづつ移動し、近くのキューイ棚に向かった。
このキューイ棚には、分蜂群捕獲用の仕掛けがそのまま残っている。
この仕掛けに蜂球ができた。しかし、この涼しそうなところを、よく見つけたものだ。
この場所は、元の巣箱から10mほど離れている。
この群れを捕獲するのは可能だ。
しかし、捕獲した群れを元の巣箱に収容するか?
それとも、新しい巣箱に収容するか?
さて、どうしたものか?
思案の末、元の巣箱に強制収容し、それを、このキューイ棚の真下に設置することにした。
しかし、この場所は、元の巣箱から10mしか離れていない。
このような近距離での巣箱移動はしていけないのを十分承知している。
大丈夫か?
数日後、巣門からのハチの出入りを確認した。
大丈夫だ。
<結論>
逃避の場合、元の巣箱を見切ったわけだから、
元の巣箱の位置に戻るわけないのだ。
ちなみに、今年の暑さ対策は、遮光ネットを使ってみた。